みどりやおかしてん
普段よく気持ちのリフレッシュをしに行く中川公園でなにやらイベントが開催されていました。
絵本作家「モモノスズカ」さんの作品「みどりや おかしてん」が公園のアチラコチラにイーゼルで飾ってあり、全12枚順路通りに巡るとストーリーが追えるというものです。
普段子供と接する機会があり絵本に少しばかり興味があるのでこの貴重な機会を無駄にしまいとばかりにクルクルと回ってきました。
(番号が書いてある札の赤い矢印の先100mおきくらいに次の頁がありました)
美しいストーリーと絵で荒みきった僕のちいさいちいさい心が少しだけきれいになりました。3〜4歳向けの絵本かな?僕には2歳になる甥っ子がいますがまだ難しいかもしれません。大きくなったらぜひ読み聞かせたい作品です。
僕以外にも高校生のカップルと子供連れ、ワンコの散歩中のマダムが読んで回ってました。都会の喧騒から離れた時間でした。
すべて読んだ後に公園の事務所に行くと「みどりやおかしてん」の絵本キットがもらえるそうでしたが、あいにくカバンがとても小さくもらってもきっと折れてしまうという判断で泣く泣く今日は諦めました。そんなに遠い公園でもないので今度は大きなカバンを持っていただきに行きたいと思います。
葛飾区郷土と天文の博物館
目的のないポタリング中、曳舟用水路沿い(町中にある普通の用水路ですが景観がきれいで走ってて面白いです。)を転がしていたら道沿いに博物館がありました。
普段は博物館なんて見に行くような柄じゃないけど16:00からプラネタリウムの上映があるというポスターを見て人生初のプラネタリウムを経験してきました。
だんだんと老いてきたのか歳を重ねるごとにポタリング中に町中にある「その町の歴史」的なものに興味が出てくるようになりました。中川、綾瀬川、荒川あたりを転がしてて辺りの歴史が書いてある看板があったりすると見入っちゃったりします。
なんてこともあり(少ししか見て回れてないけど)展示物で知識欲を満たすこともできたのでたまには博物館なんてのもアリかもしれませんw
んで、初のプラネタリウムですがとても良かったです。
プラネタリウムってマイクを使って生で話すんですね。(ここだけ?)テープかなんかを再生するだけだと思ってたので驚きました。
平日夕方ってこともありお客さんは15〜20名ほど。落ち着いて一人の世界を満喫しながら非日常を味わえました。
↑お姉さん話し方がクソうまい
今回は「星空のアンサンブル」というタイトルで星空を見ながらクラシック音楽を聞こう!的なイベントだったみたいですが、来月末には「ジャズの生演奏を聞きながら星空を見よう」となんともオトナ的で魅力的なイベントも開催されるようです。
入館したのが15:30、上映時間が一時間、閉園が17:00だったので残念ながら今回はほとんど館内を見て回る余裕はありませんでした…次回はもうちょっと早く入館してじっくり展示物を見て回りたいなぁ。
www.museum.city.katsushika.lg.jp
来月ジャズの生演奏をされる方はこちらのピアニストの方のようです。
アニメ「僕らはみんな河合荘」2014年
Amazonプライムで無料視聴ができる「僕らはみんな河合荘」を見ました。
今までタイトルと絵柄だけで食わず嫌いしてたんだけど本当に愚かだったと思う。
「俺物語」に次ぐ衝撃だった。
あらすじ引用 Wikipedia
男子高校生・宇佐和成は親の転勤により、食事付きの下宿「河合荘」で一人暮らしをすることとなった。そこには宇佐にとって憧れの先輩である女子高生・河合律も住んでおり、宇佐は「彼女と共に、穏やかで充実した高校生活を送りたい」と願う。だが彼女は無愛想で、いつも本に夢中で心を開こうとしない。なんとか彼女に近づきたい宇佐であったが、河合荘の住人は律以外も強烈な人ばかり。宇佐はルームメイトで人畜無害なマゾヒスト・城崎、美人だが男運のない面倒くさいOL・錦野麻弓、一見華やかだが実は腹黒という女子大生・渡辺彩花といった住人に振り回される。その後も日常的に起こるハプニングや、事件も宇佐和成自身の「人との距離をつかむのがうまい」性格(あだ名が変ショリ君(変人処理)のおかげで、周辺の人々同士のコミュニケーションが広がっていき、その中心的な役割を果たすようになっていく。それに伴い徐々に律と心の距離を詰めるようになり、これに応えるように彼女の中でも宇佐の存在がどんどん大きくなっていく。
この作者さんの描く「ポンコツ少女」はほんとにポンコツで素敵。「恋愛ラボ」も見たけど女の子みんなかわいい・・・今調べてて気づいたんだけど「となりのネネコさん」も同じ作者なんだねぇ・・・昔ウェブコミックで読んだ記憶が。
しばらく余韻に浸りながらなんのドラマもない毎日を送ります・・・
勇者「魔王倒したし帰るか」
2011年のSSが巡回してるまとめブログに再アップされていたので久々に読んだ。
時間があったらぜひ読んでほしい作品。コメント欄を見てみると勇者の語り方についての批判がすごく多いんだけどそれを乗り越えたら楽しめると思う。
気に入って何回も見ちゃう作品が映画アニメドラマ媒体問わず何回も繰り返し見ちゃう傾向が僕にはあるんだけどこの作品もまた定期的に読んでる。
こういう頭の中でふわふわ湧いてくる妄想を形にして表現できる作者さんは心の底から尊敬する。
個人的なBGMはKORNのDid my time
キアヌリーブス主演「スピード」1994年
キアヌリーブス主演、「スピード」を見た。
僕はマトリックス世代(?)なのでキアヌリーブスを見ると「あ、ネオ役の人ですね☆」となってしまう。
もしくは誕生日に公園でカップケーキを食べる人か・・・
大金持ちのはずなのになんて庶民的!エスプレッソをごちそうしてあげたい。
優れた文章力のある人に散々レビューされた映画なので僕はあらすじ引用のみで・・・
スピードの紹介:1994年アメリカ映画。警察特殊部隊に所属するジャックは、爆弾による脅迫事件解決の功績で受勲される。出勤しようとするとすると目の前でバスが爆破され、その犯人は受勲された事件の爆弾魔だった。爆弾魔は前の脅迫が阻止された腹いせにもう一台のバスに爆弾を仕掛けたと言い、またも大金を要求する。爆弾は一定の速度から落ちると起爆する仕掛けになっていて、ジャックはその犯行を阻止する為に走り出した。キアヌ・リーヴスを一躍有名スターにしたジェット・コースター・ムービー。
中だるみするシーンもなく、開始から終了まで手に汗を握るとてもいい映画だった。
僕は初見の映画を見るときは必ず二周見ることにしている。
一度は前知識がない状態で、二度目はインターネットで豆知識や撮影秘話を仕入れてから。
ってな具合におあつらえ向きのホームページがたくさん出てくる。
こういうことをしてると僕の小さい小さい脳みそと大雑把な観察眼では気づかなかったいろんなオモシロイトコロがどんどん見えてくる。
え?なんで今さら「スピード」見たの?d.hatena.ne.jp
チープカシオが好きだ。
先日友人と遊んだ帰り、満員電車に揺られていると、右隣にいるミディアム・ボブの可憐な女の子の右腕にいわゆるチープカシオと言われる時計がついているのを見つけた。
チープカシオとは本来、ホームセンターの隅っこに売っているような激安時計というスタンスの商品だったのだが、近年「ノームコア」と呼ばれる究極にシンプルなファッションのスタイルを支持する若者に気に入られ、インスタグラムや諸々のSNSによってじわじわとその人気を上げてきたのだ。
奇遇にもその日僕も全く同じモデルをつけていたので「目でもあったら微笑んでやろう
」と思ったのだが、何か不穏な気配でも察したのか彼女はこちらには一切見向きもせずにスマートフォンの画面を一生懸命に覗き込んでいた。
僕も三本だけではあるがチープカシオの魅力に取り憑かれた人間の一人だ。
すべて1000円に満たないものだ。僕は長らく携帯電話があれば腕時計なんかいらないじゃないか、と思っていたためこの三本が持っているすべての時計だ。
一番右のモデル、「F-84w」が最も気に入っている。飲食店に勤めていた頃からもう二年ほど使っているが全く壊れる気配が見えない。洗い場で油まみれになり焼き場で食材のカスがこびりつき、しまいにはメンテナンスすら面倒臭がって週一で食器洗浄機に突っ込んでいたがビクともしていない。その堅牢性はさすが「テロリズムに使われた腕時計」なだけある。
僕はチープカシオが好きだ。小さなムーブメントに込められた日本の職人魂が好きだ。安物だろうと妥協されない堅牢性が好きだ。チープカシオで喜んでいる女の子がすきだ。チープカシオで輝ける女の子が好きだ。女の子が好きだ。可愛い女の子が好きだ。可愛い篠崎愛が好きだ。そして安い腕時計で満足できる自分の性格が好きだ。眺めて微笑んでいるときの自分の笑顔が好きだ。
オメガのクロノグラフなんか必要ない。アップルウォッチも僕にはもったいない。ましてやG-shockのように「水中200Mでも壊れない」など謳い文句があっても僕はおそらくこの先200Mも潜水することなんてないのだろうからG-shockも分不相応だろう。
きっとこれからも僕は高級腕時計など買わずにこのF-84wを相棒に生きていくのだろう。
それでいいのだ。